皆さん、財布に入っている１万円札はなかなか減らないけれど、一回くずすとあっという間になくなることってないですか？
たとえば100円のお茶を買うときに１万円札で払い、9900円のお釣りをもらったとします。この時、「お茶+9900円」と「１万円札」の価値は同じです。
しかし、この二つは私たちにとって違った意味合いを持ちます。私たちは１万円札を「資産」だと認識しますが、お釣りの9900円は「生活資金」として捉えてしまうんです。だからあっという間になくなっちゃうんですね。
これを防ぐためには電子マネーを使う方法があります。しかし電子マネーは支払いの時に音が鳴るだけですから、「お金を使う」という感覚が薄くなる危険性があります。でも上手に使えば、無駄な出費を抑えることができるのです。
私もそういう傾向があるのでよくわかります。皆さんも同じような経験はありませんか。これからは、ちょっとだけ意識して１万円札や電子マネーを使ってみます。
(出典：みやざき中央新聞)

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